N.Y.のアパートで日本への転勤が決まった青年ロブの送別パーティーが開かれる。ところが突如、正体不明の“何か”が出現して街を破壊。逃げまどう人々で街中はパニックに陥り、軍隊も出動して戦闘状態に突入する。恋人から助けを求める電話を受けたロブは、友人たちとともに彼女の救出に向かうが…。
引用:Filmarks 作品紹介ページ より
行政書士合格に向けて勉強中です!勉強の合間の楽しみは読書か映画!
てことで、またまた私の大好きな「90分程度のちょうどいい映画」をアマゾンプライムビデオにて鑑賞(=85分)。
原題はそのまま「Cloverfield」。
POV映画です。
POVとは、Point of View の略で、自分視点で描く撮影技法のことです。
登場人物がカメラを持って全編を撮影する、なんてのがよくあります。
- ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999)
- パラノーマル・アクティビティ(2007)
が大ヒットした代表格ですね。
POVの良さは、なんといっても没入感ともどかしさ。
自分視点ですから、その場にいるような臨場感が得られちゃうわけです。
POV映画にホラー系やパニック系が多いのは、この臨場感・没入感があるからですね。
「もどかしさ」というのは、映画を見ている視聴者は気づいている異変に、作中の登場人物が気づいていない、というもどかしさです。
右奥にいる怪しい奴に気づけよ、、。あああ、あああ!
ってやつです。
没入感、もどかしさ、どちらも見ている側の気持ちがハラハラするからこそいいんです。
で、この映画もPOVなので、ハラハラします。
正体不明の“何か”が襲ってくるわけですが、だんだんとそれが明らかになってくる。
うわあああ、こいつか! ってなるんです。
自由の女神も◯◯◯ってなっちゃうし。
でもなあ、、、
そんなにPOVとしての良さがないというか、POVじゃなくても良かったのでは? と思ってしまう。
ストーリーもまっすぐ! のパニック映画。あまりひねりがない。
ただ、この映画を楽しむにあたって犯してしまった最大のミスは、私の錯誤にあるのですけどね。
私はふだん「どんでん返し」というキーワードで映画を検索することが多いので、この映画を見るにあたって
- 「どんでん返し」で映画検索したら、クローバーフィールドが出てきた
- それを後日見るためにウォッチリストに入れておいた
- しばらく時が経過
- なんの迷いもなく「どんでん返し」を見たい気分のまま本作を選択
という流れで、この映画を見たわけです。
「どんでん返し」を見たい! って気持ち満々だったのですが、実は、この映画にたどりついたキーワードは「アマプラで見るべき90分程度の映画」だったと思います。まったく「どんでん返し」じゃない。
てことで、上記の流れにおいて、既に「1」の時点で間違っているわけです。で、本作を見て
どこにどんでん返しがあるんじゃあああああ!
てなってるんですが、自分が悪いw
POVならぬ、独りよがりの思い込み、で物事にあたっては駄目ですね。最近、そんなことが多くなってきましたので、気をつけねば。。。
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