世界的な知名度を誇り、1500年以上も日本の伝統文化、神事として継承されながら、未だ神秘のベールに包まれている大相撲の世界。その戦いが行われる土俵は、異常の上に成り立つまさに“サンクチュアリ”(聖域)。
小瀬は、やる気もなく稽古もサボり気味、先輩には盾突きまくり…と手が付けられないクズっぷりだったが、徐々に大相撲にのめり込んでいくことに―。小瀬を筆頭に、相撲愛に溢れながらも体格に恵まれない清水や、相撲番に左遷された新聞記者・国嶋など、生きづらさを抱えた若者たちが土俵の世界を取り巻く人間ドラマと絡み合う。
“サンクチュアリ”(聖域)に翻弄されながら、ドン底でもがく若者たちの熱き“番狂わせ”が今、はじまる。
引用:NETFLIX Youtubeチャンネル 作品紹介動画より
ネトフリにはまっております。
- 地面師たち
- マイケル・ジョーダン ラスト・ダンス
- THE FIRST SLAM DUNK
と来て、ここんとこバスケつながりだったので、同じスポーツものであり、主人公が「リアル桜木花道」っぽい「サンクチュアリ」を見ることに。本作は、2023年に話題になったドラマということで期待大で見ました。舞台は大相撲、角界です。
サンクコスト理論 あなたはどっち?
一時期流行した行動経済学。経済学のモデル理論に心理学的に観察された事実を取り入れていく研究手法で、人間は実は不合理な決定のもとに行動している、、、とまあ、そんな感じの理論です。その理論のひとつとして、サンクコスト理論というのがあります。
サンクコストとは埋没費用のことで、すでに投資した事業やプロジェクトから撤退しても回収できないコストや費用のことを指します。このコストには時間も含まれます。この埋没した費用に囚われすぎると、注ぎ込んだ費用を惜しんで事業をやめられない心理状態になります。で、結局、損失がどんどん膨らんでいく、と。
これは何も事業だけに限った話ではなくて、例えば、テレビドラマや小説なんかもそうですね。見始めてみたものの、なかなかおもしろくならない。
これは、見るの止めたほうがいいんではないか、と思っても、
ここまで見たら、止めるのもったいない!
ってことで、最後まで見ようとしちゃうのですが、実は止めたほうがいい、というサンクコスト理論もあり、、、。
実際どっちが正解なんでしょうかね。こんなん見つけました↓
引用 togetter.com
上記リンクを見ると、
- 本であれば、とりあえず100ページまで読むようにしている
- 基本は通読派
- 他の本にかえます。時間がもったいない
- 無感情で文字だけ追います
などなど人によって様々ですね。「文字だけ追う」って禅の境地w
でも、わからんでもない。
サンクチュアリはとりあえず頑張れ。第7話からくるぞ!
画像引用:NETFLIX より
なんでサンクコスト理論の話をしたかと言うとですね、相撲にあんまり興味のない私は、どうもこの作品と合わないのか、序盤からあまり惹きつけられることがなく、様々な伏線を感じ取っても、「んーーーー」って唸るのみで、まさしく禅の境地に近い感じで見ていたのです。
サンクコスト理論! 時間がもったいないからイカゲーム見よう!
という心境に達しようとしていたのですが、私のもともとの性格なのか、貧乏性だからなのか、やっぱり費やした時間がもったいなく、見続けることに。
そしたらですね。。。
第7話から、スポ根ドラマまっしぐら!
これぞスポーツドラマよね、なる大転換がありまして、心躍らせながら見た次第であります。こうなるとラストの第8話まで一気であり、ラストを見ると「てことは、、、」と余韻を感じさせるものとなっており、最終的には「見てよかった!」という心境に達しました。
今回の経験で、やっぱり私は
一度見たら、とりあえず最後まで見る!
という男であることを再確認した次第です。
ごっつあんです!
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