“ゾディアック”と名乗る連続殺人犯と、その事件の解決に挑む者たち。
「殺人」と「真実の究明」という全く逆の立場にいる人間たちが、謎が謎を呼ぶ事件を巡り、次第にその運命を狂わされていく…。
引用:Filmarks作品紹介ページ より
行政書士合格に向けて勉強中です!勉強の合間の楽しみは読書か映画!
てことで、またまた私の大好きな「90分程度のちょうどいい映画」を鑑賞しようとしたのですが、さくっとオーバーして157分の映画となりましたw
骨太なヒューマンドラマ
この映画は、実際の事件に基づいているということもあり、サスペンスをベースとした「人間ドラマ」と思ったほうがいいです。
あらすじにもありますが、「次第にその運命を狂わされていく...」人たちの骨太なヒューマンドラマなんですね。
キャストが私の大好きな
- ジェイク・ギレンホール
- ロバート・ダウニー・ジュニア
- マーク・ラファロ
なのがまず最高です。
ちなみにですが、ジェイク・ギレンホールは、この映画もおすすめ。
私の大好きな「タイムループ」ものです。ヒロインがいい!
さて、これら私の大好きな役者さんたちは、ゾディアック事件の解明に向けて、必死になって取り組んで、その結果として、みんな運命を狂わされていくんですが、その生き様がかっこよすぎて
もっと狂ってくれ!
と思っちゃいました(笑。
1969年当時のアメリカ
この映画のベースとなる事件は、1969年にアメリカで発生します。
独立記念日を祝うカリフォルニア州バレーホで、若いアベックが銃撃される事件が発生したのです。
ここから連続殺人事件が発生し、解明に向けて、男たちが動き出します。
ちなみに、1969年といえば、、、
ウッドストック・フェスティバル
ウッドストック・フェスティバルは、カウンターカルチャーを集大成した、1960年代のヒューマン・ビーインと呼ばれる人間性回復のための集会でもあり、音楽イベントとしてのみならず、ヒッピー時代の頂点を示す象徴と捉えられている。
引用:Wikipedia ウッドストック・フェスティバル 最終更新 2023年10月8日 (日) 12:43
ブライアン・アダムスのSummer of '69
引用:ブライアン・アダムス公式Youtubeチャンネル より
帰れない素晴らしい夏の日。。。
イーグルスのHotel California
引用:イーグルス公式Youtubeチャンネル より
歌詞にも、1969年から魂が、、、と出てきますね。
って感じで、純ジャパな私ですが、察するに「1969年」ってアメリカにとっての転換期だったのかもしれません。
紙ファイルと泥臭さ
話は映画に戻って、、、
この映画の良さはなんといっても、連続殺人鬼ゾディアック逮捕にのめり込む主人公たちですが、この映画の舞台設定である「転換期アメリカの濃密な空気感とアナログ感」がたまらなく素敵。
- タバコをがばがば吸ったり
- コーヒーがぶがぶ飲んだり
- サンドイッチをむしゃむしゃ食べたり
- 酒に溺れたり
- ダンボールからファイル取り出したり
- ペンで紙にデータを書き出してみたり
- 省エネなんて気にもとめない車を乗り回したり
という泥臭さ? 人間臭さ? アナログさ? グッド・オールド・デイズなアメリカ感?
に私はハマってしまいます。
過去の書類は一切デジタル化しないの?
ってぐらい、ファイルがさごそ作業が近年の刑事ものの連続ドラマにもありますが、
私はそのシーンが大好き(笑。 紙のこすれる音が好きなんでしょうかね???
映画そのものの面白さとともに時代背景の濃密さもこの映画の魅力のひとつです。2時間をこえる超大作ですが、私はあっという間に感じました。
ラストを語ることができないのがもどかしいですが、骨太なヒューマンドラマをぜひ味わってみてはいかがでしょうか?