典型的なお人好しの冴えないサラリーマン宮田武は、結婚を前提にマンションを購入した矢先、肝心の恋人あゆみに突然去られてしまう。
ある晩彼は、親友で私立探偵の神田に呼び出され、とあるレストランへと向かう。神田はいつまでも前の彼女を忘れられない宮田を叱咤すると、その場で宮田のためにと女の子をナンパしてみせる。
一人で食事していたその女、真紀はちょうど婚約者と別れ今夜の泊まる家もなく途方に暮れているところだった。
そこで宮田は自分の家に泊まるようすすめ、2人で帰宅する。ところがそこへ、置きっぱなしの荷物を取りに来た、とあゆみが突然現われた・・・。
引用:Filmarks 映画情報コーナーより
行政書士合格に向けて勉強中です!勉強の合間の楽しみは読書か映画!
てことで、またまた私の大好きな「90分程度のちょうどいい映画」を鑑賞。
鑑賞したのは、ちょうどTOEIC試験が終了した日の夜。
勉強頑張った自分への癒やしとしてこの映画を選んでみました。
この映画は一夜の物語です。
そんな短い物語なのに、登場人物がたくさん出てきて、それぞれに思惑を抱き、それぞれにあっち行ったりこっち行ったりします。
そして、最後には一つにかみ合う。
そんな映画です。
伏線回収とか「これってそういうことね!」っていう腹落ち感が満載です。
そのあっちこっちのそれぞれの物語を、わたしたちはこの映画で俯瞰しながら、まじまじと思うのです。
リアルな世の中も、実はこんな感じなのかもしれないね
って。
私の知らないところで、誰かが動いていて、誰かのふとした行動で、また誰かが動いて、幾重にも誰かの行動が重なって、最後には私のところに再び何かが訪れる。
でも、たまには、神様のいたずらなんでしょうか?
あれ、これってあなたのおかげだったんですね
って思える場面に出くわすこともあります。
(おまえかい! って突っ込みたくなるときもありますがw)
人とのつながりを認識できるって、生きていて味わえる人生の機微の一つだと思います。
是非、この映画を見て、そんな感動を味わってみてください。