50歳からのストラグル

もう結構年を重ねたなー、って言いながら、行政書士試験2024、TOEICなどなど頑張ります。くしゃエロ族の末裔です。

アマプラ映画【リピーテッド】徐々に明らかになる真実が怖いし、自分のことがもっと怖い

クリスティーン(ニコール・キッドマン)は、事故の後遺症により毎朝目覚める度に、前日までの記憶が失われてしまう特殊な記憶障害を負っている。夫のベン(コリン・ファース)は、結婚していることや夫である自分のことすらも忘れてしまう彼女を、献身的な愛で支えていた。

ある日、ベンの留守中に医師を名乗る男(マーク・ストロング)から電話がかかってくる。少し前から夫に内緒で、クリスティーンの治療にあたっているという医師は、「数週間、あなたは毎日の出来事をひそかに映像日記として撮影してきた」と言い、その隠し場所を告げる。そして、日記を再生したクリスティーンは、記憶障害の原因が、誰かに襲われて瀕死の重傷を負ったことだと知る。夫の言葉と相反する医師の言葉。一体誰を信じればいいのか?

クリスティーンは〝昨日の自分からのメッセージ″を頼りに、謎を追っていくが、辿りついた真実は、想像もできないものだった。

引用:Filmarks「リピーテッド」紹介ページより

 

行政書士合格に向けて勉強中です!勉強の合間の楽しみは読書か映画!

てことで、またまた私の大好きな「90分程度のちょうどいい映画」アマゾンプライムビデオにて鑑賞(=91分)。

原題は「Before I go to sleep」で、「私が寝る前に」ですね。

同名の小説が原作となっております。

 

記憶喪失系というジャンル

この映画はいわゆる記憶喪失系の映画です。

記憶喪失系ってジャンルとして確立されていますね。

 

「アンノウン」メメントといったサスペンス系の他に、きみに読む物語50回目のファーストキスといったラブロマンスものまで、幅広くあります。

 

私はなんといってもサスペンス系が好きですね。

徐々に明らかになる真実に背筋がゾクッとなる瞬間がたまらなく好きなんです。

さて本作。

主人公は毎朝目覚めるたびに記憶がリセットされて、「私は誰?」状態。本人もそうですが、夫も毎日大変です。

 

主人公はとある人からのアドバイスで、ビデオカメラに映像を記録して、自分がどういう状態かを次の日の自分に伝えるのですが、なぜにビデオカメラなの?。

 

誰が味方か誰が敵かわからない状態であるなら、日記として紙に記録したほうが手っ取り早くていいと思うんです。

→ すぐにメモを書けるし、すぐにメモを隠せるし

ビデオカメラだと、これがすぐにできない。

ビデオカメラだからこそのスリルはあるものの???状態に。

 

ニコール・キッドマンっていつでも綺麗

そんなこんなで毎朝起きると、「私は誰? ここはどこ? 隣で眠るあなたは誰?」状態なニコール・キッドマンは大変な毎日なのですが、そんな大変な表情が美しい。

 

きれいだからといって感情移入するわけではないですが、劇中本当に大変なことばかり襲ってくる(そもそも記憶喪失で毎朝起きるというのがつらい。。。)ニコール・キッドマンを応援したくなります。

 

ニコール・キッドマンの映画といえば、ちゃんと見たのはこれと

ぐらいですが、記憶に残る女優ですね。

 

ラストで得た驚愕の【感想】

記憶喪失系の映画に慣れている人にとっては、記憶喪失から徐々に記憶を取り戻した先ってのは、

  • 自分の正体と敵の正体が判明し、頑張って戦うぜ!
  • 自分の正体が判明したら、悪いのはなんと自分だったぜ

という2パターンを想定していると思いますが、想定していても、真実が明らかになるときは背筋がゾクッとしますねー。

 

そこらへんはぜひこの映画を見て、どんな展開だったのかを堪能していただきたいのですが、ゾクッとなる山場は期待していたよりも多くなかったのが残念。

 

そもそも登場人物に広がりがないせいか、怪しい人間が限られているのがもったいないポイントだと思います。

 

こいつが怪しい!! という人が限定されてしまうとカタルシスはその分低くなりますもんね。

 

 

 

ただ!!! 本当の恐ろしさは最後の最後にやってきます。

 

 

 

 

なんとですね。

 

 

 

私、、、この映画、一度見てました。。。



ラストに至るまでに、

あれ? ここ見たことあるぞ? ん? もしかして?

と何度も思ったのですが、ラストに至って、胸中に育まれた感想を咀嚼した結果、自分も記憶喪失だったことが発覚。

 

そりゃあんまりゾクッとしませんわw

 

かつて父親が

いやーこないだ買った本、以前にも買ってたわ。がはは

なんて言ってて、老いって恐ろしいな、と思ってましたが、私もその領域に達したようです。