言葉は、誰かを傷つけるためにあるのではない。明日への希望を、前を向く勇気を与えてくれるのが、言葉です。その豊かな力に触れるには、たった一行だけでいい。
巧みな表現で無限の世界を描く、短歌や現代詩。たった十七音で刹那を切り取る俳句や川柳。語感とともにより身体的に訴えかけてくる歌詞。強い説得力を持った誰かの発言や、映画や漫画の名セリフ。
この特集では、あらゆるジャンルで、心を揺さぶるたった一行の言葉を見つけに行きます。あなたの明日のための言葉が、きっと見つかるはずです。
引用:BRUTUS 公式ページ より
書店に行って、つい手にとったのがこの雑誌。
短歌、詩、俳句、川柳、歌詞。これらのジャンルから選り抜きの「心を揺さぶるたった一行」が紹介されています。
たった一行。
そんな少しの言葉でも、心を十分に揺さぶる重量感。
間違いなく、この中の少なくともどれか一行に、心がえぐられるはず。
特に「短歌」で紹介されている一行がやばい。
盗用したくなるほどのかっこよさ。
俵万智さん選出のこの短歌集で、かつて甘酸っぱくも心をえぐられていただけに、改めて雑誌を読んで、短歌のすごさ、短歌の広さを感じました。
ちょっと自分でも短歌をやってみたくなる気持ちに
あとは、やっぱりの茨木のり子さん!
この方の詩は「自分の感受性くらい」が超有名で、心にビビッと残りますが、ここで紹介されていた「汲む-Y・Yに-」も心にビビッと訴えかけてきます。
雑誌は結構読むのに時間がかかるのですが、読んでいる間中、50歳を過ぎたおっさんが「きゃーきゃー」「わーわー」言っちゃうくらい、火照った気持ちになりましたとさ。
まさに ”夢のドリーム” by 長嶋茂雄
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