50歳からのストラグル

もう結構年を重ねたなー、って言いながら、行政書士試験2024、TOEICなどなど頑張ります。くしゃエロ族の末裔です。

【英会話】急に英語が必要になったら、まずこの参考書をよむべし【海外旅行】

昨年の10月と今年の2月にインドへ仕事で行ってきた。まさか仕事で海外行けると思わなかったので、とてもうれしかった!しかも2回!!
業務的に現地の人とコミュニケーションを取ることになるのだが、TOEICで730点取っていたし、まあなんとかなるだろと付け焼き刃的に英語はさらっと勉強した。
が、、、10月にインドへ行って、言いたいことを言えない自分がいた。ショックだった。

単語力、瞬発力

まず思ったのが単語力。語彙。知らなくても、それを説明できるだけの力があればいいのだが、それもないので苦労した。
それと瞬発力。とっさの一言をとっさに言えない。例えば、レストランで「皿を下げて」と言えない。シンプルでいいはずのことがシンプルに言えない。
たぶん、、、言い回しは定型があるはずなのだ。C言語で「Hello,World!」があるように。条件分岐でオリンピックの夏、冬開催の例題があるように。その定型に触れていない自分。
だからすっと出てこない。

2回目のインドに向けて本を買った。

2月の2回目のインドに向けて、勉強しようと本を買った。その名も「英会話 なるほど フレーズ100」。日本語堪能なアメリカ人(スティーブ・ソレンシィ、ロビン・ソレンシィ:親子だそうだ)が書いた参考書。これがとてもいい。

CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)

CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)

なぜ、いいか。
本の冒頭に著者の英会話に対する基本的な考え方がのっているのだが、これが俺の苦悩にドンピシャなのだ。少し紹介しよう。

英会話が使えるようになるための3つのルール

1)主語の必然的な存在
例えば「忙しい」なら「私、忙しい」というように、例えば「父からもらった」なら「私、もらった、これを、父から」というように、主語をまず言うことを心がける。これで全然違う。
2)SVという語順
例えば「昨日、10時まで待った」は「私、待った、10時まで、昨日」というような順番に。
上記の主語に加え、まず何をしたのか、何を欲しているのか、動詞を入れてしまう。そしてその後は補足だ。この順番が自然と出るように強制する。
3)瞬発力
著者いわく「自己紹介をどうぞ」といったときに「Let me introduce myself,,,」でしどろもどろするより、simple is best、「Hi,I'm A.」が一番スピーディーでしっくりくるんだそうだ。
ほかにも「係の人がタオルを用意してくれない」は「タオルがないよ」、「このチケットはここの船専用ですか?」は「これでいいの?」というシンプルでかつスピーディーな聞き方に変換できるかどうかがキーポイントとなる。
このスピーディーな聞き方に変換するためのフレーズがたくさんこの本には掲載されている。定型文にたくさん触れて、たくさん使えば、脳に記憶されていく。

で、インドでどうだったか?

2月のインドはとても積極的に現地の人と話すことができた。前回とは大違い!それでも言いたいことの6割程度、、、でしたが。わはは。ほかにもリスニングと発音は永遠の課題と痛感。
参考書に出てくるフレーズをすべて活用できたわけではないが、何個かとても頻繁に使うことになった。例えば、
Go ahead.
Here you are. (pleaseよりも)
We're supposed to,,,
What's the difference?
How about ,,,?
What about,,,? などなど。
ちなみにこれらのフレーズを覚えるために、俺は100個のフレーズを単語暗記カードに書き込んだ。

情報カード 5×3 無地 C-531

情報カード 5×3 無地 C-531

表にフレーズ、裏に意味と参考書に掲載されている例文を書き込んで、書いたら放置せず、暇なときに何度も繰り返し繰り返しめくった。で、完璧に覚えたものは外していった。覚えてしまったものを繰り返すと、そのフレーズを見た瞬間に自分の心が萎えた。とたんに眠くなってしまう。むしろ100枚のカードが少なくなっていく達成感がいい刺激になる。
あと注意してほしいのは、本屋で実際にこの参考書を手に取って見たときに、だいたいの人は意味がわかるフレーズが多く掲載されているため「なんだ初心者本か、、、」と思ってしまうことだ。
ところが、実際の現場では、このぐらいのフレーズで十分なことが多いと実感するはずだ。
例えば、「Hi!」というフレーズも紹介しているが、そこの説明で、ほかにも「Nice to meet you.」等の挨拶について、どういう場合に使うべきか紹介されていて、決して油断できない。
フレーズの意味をわかっているのと、実際の現場でどう使うのかはまた別問題なのだ、と痛感させられる。
発音はともかく、とりいそぎ、英語をパッと言ってみたい、瞬発力を身につけたい、という人には100%おすすめの参考書である。