50歳からのストラグル

もう結構年を重ねたなー、って言いながら、行政書士試験2024、TOEICなどなど頑張ります。くしゃエロ族の末裔です。

TOEIC【暗記テクニックベスト3!】→英単語を暗記するときは【死】をイメージする

来年1月28日(日)は久々のTOEIC受験。

これに備えて、ぼちぼち英語の勉強をしております。目指せ800点台!

しっかし、勉強していると、やれ文法だ、やれリスニングだ、やれ熟語だ、とやるべきことがたくさんあって、ダウンしそうになりますね。

その中でも、「英単語」は覚えているのと覚えていないのでは、TOEICの成績が雲泥の差とあって、特に力を入れたいところ。なんですが、覚えられない。50歳になったからなのか、記憶力が桁違いにDOWN DOWN DOWN(by BOØWY)。

でも、そんな暗記苦手ピーポーのための面白い本を見つけました!!

ということで、今回は、「暗記」の話。

1.暗記をする前に、まずは脳の仕組みを理解する

もうね、目からウロコの本ですよ、これは。

まずは「海馬」の話。記憶をつかさどるのは脳内にある「海馬」と呼ばれる組織。なぜそんな呼び名かというと、「ギリシャ神話に登場する海神ポセイドンがまたがる海馬の前肢の形に似ている」から、だそうで。

この「海馬」をうまく操れるかどうかで、あなたの記憶力は左右されます。

海馬は「記憶」という重要な任務を与えられているのですが、だからといってなんでもかんでも覚えるわけではありません。当然、記憶するものを取捨選択しているわけです。では、その選択のポイントは何か?

それは「生きるために必要な情報か否か」ってことです。

私の場合で見ていきましょう。私の海馬から言わせるとですね...

英単語? いらねえよ!

ってなるのは当然です。

だって、普段英語使わないし、必要性全く感じてないし、覚えなくても死なないし。

なので、

海馬と仲良くなって、「この英単語覚えなきゃ、死ぬぞ。。。」と思い込ませる工夫をすればいいんです!

2.暗記方法ベスト3

No.1 死・危険をイメージする例文を作り出す

例えば、昨日、単語帳見ていて「よく見る割にはなかなか覚えんな」という単語に再会しました。それは「 decline 」「 erratic 」「 precede 」でした。

順に「 断る、辞退する 」「 常軌を逸した 」「 先行する 」って単語ですが、よー覚えられませんので、例えば、こんな文章を作ってみました。 

Nancy always precedes her greeting with an erratic joke.

Tom declined her invitation and was lost. Her next target is me...

ナンシーはいつも常軌を逸したジョークで挨拶を始める。

トムは彼女の招待を断って、行方不明になった。次のターゲットは俺だ。。。

時制が間違ってるとか文法が間違ってるとか支離滅裂な内容だとかはこの際どうでもいいんです(笑

自分の身に危険が迫りつつある、という文章をなんとか作り出して、海馬に衝撃を与えてあげるんです!! 「おまえ次のターゲットになっちゃったの? 逃げようぜ!」と海馬に思わせるのです!

ポイントは「死、恐怖、支離滅裂な内容にすること」です。

インパクトを海馬に与えましょう。

 

No.2 ハリウッドデビューしたつもりで英語をシャドーイング

No.1は「生きるために必要な情報」と海馬に思わせる、というやり方でしたが、続いては、もう少しまともな方法です(笑。

この本によれば、脳が重視しているのは圧倒的に「出力」だそうです。脳は出力依存型なんですね! よって、

インプットしたなら、その倍以上アウトプットが必要

です。

英語のアウトプットと言ったら、

No.1のように「文章を書く」という作業が第一

そして、第二として、声に出して話すことが重要DEATH!

話す相手なんかいなくてもいいんです。ハリウッドデビューした俳優になった気分で、文章をそらんじて言ってみましょう。

文章はさきほど自分で考えた「死、恐怖、支離滅裂な内容」のものでもいいですし、覚えたい文章でもいいです。

とにかく棒読みではなく、感情を込めて話すことが大事です。悲しい場面なら悲しく、楽しい場面なら楽しく、とにかく声に出すこと。

五感を使ってフルに覚えるようにしましょう!

 

No.3 よく寝ること

そして、最後は「寝ること」。多忙な現代社会においては、「睡眠」や「眠りをマネジメントすること」が注目を集めていますが、この本によれば、寝ている間に海馬は記憶を整理しているそうで、学習したものが突然より理解が深まるときがあります。

これを Reminisecnce(レミニセンス と言います。

インプット、アウトプット、五感をつかったフルラーニング、そして死や恐怖のこもった支離滅裂な文章作成なんてしていたら疲れますからね(笑。

とことんやったら、とことん寝る!

 

以上、英単語暗記の方法ベスト3の紹介でした。

英単語の暗記に限らず、脳の海馬の仕組みを知ると、今後の学習効率が飛躍的に変わります。

 

この本は本当におすすめの本です。

タイトルどおり受験生に読ませてもいいですし、その親が読んでもいいですし、資格試験に挑戦している方でもいいですし、チャレンジしている全ての方におすすめします! 

 

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